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蜜柑山の急斜面

日記です。

歩いている

『服は何故音楽を必要とするのか』(菊地成孔著、2008)を読んでるのですが、面白い一節があったのでメモ代わりにちょっと引用。

AW 例えば、ギリシアの哲学者、アリストテレスとその弟子たちは、歩きながら思考に耽った。直立姿勢を維持して歩くことを通じてこそ思考を持ち、物を感じるのです。座ってただ考えている時以上に感覚が豊かになるような、歩いている時とはそういう瞬間です。だから、何も考えずにゾンビのように歩いてはいけない。

菊地 素晴らしい。日本には「練り歩く」という、行進とも違った文化があり、ヨーロッパだとプロセッション(参勤交代にも似た、王族の移動)いあたるかもしれませんが、何にせよ、対概念は「行進」だと思います。「行進」は思考停止であり、個を投げ捨てることですから。

 

追記

文庫版あとがき、まで読んで、読み終わったところで購入を決定(図書館で借りたのを読んでた)。あとがきまでよかった。というかあとがきがよかった。所有しておきたい。ということで今からポチる。