蜜柑山の急斜面

日記です。

メモ

リベラリズムは、人間的な生ーー日常的な「生活」も長期的な「人生」もひっくるめて(英語ではどちらもlife、多くのヨーロッパ語で同様)ーーに私的な側面と公的な側面の二つがあることを認める。そのうえで、そもそも人間は本来的に、私的な生ーー「私生活」、私人としての人生ーーを公的な生ーー開かれた領域としての市民社会のなかでの、社会人=市民=公民としての生活、ことによったら公人としての政治活動ーーよりも優先するものである、とリベラリズムにおいては考える。

稲葉振一郎著『宇宙倫理学入門』、はじめに