蜜柑山の急斜面

日記です。

名作誕生

トーハクの「名作誕生ーつながる日本美術ー」展、とてもよかった。すごく楽しかった。キャプション含めてすみずみまで眺め回してしまった。若冲の鶏の墨絵を見たときまじ泣きしてしまった。若冲見るのはじめてじゃないのに。なんか、このひとつひとつのストロークの向こうに、伊藤若冲という、京都の青物問屋に生まれて、40超えてようやく絵に専念できるようになったひとりの男がおるんやな…と思ったら泣けてきた。もちろん超絶上手いからというのもある。

2周目で再び若冲のところにきたとき、若い女の人がガラスの向こうの作品を見つめながら「にわとりが好きすぎる」とぽつっと言ってたのが耳に入って可笑しかった。ほんとそうですね。好きという感情はすごいパワーを生み出しますね。

しかしこれだけの作品が連休中にそれぞれの実家を留守にしていると考えると、首都パワーすごいと正直思ってしまふ…。これが地域格差か。せめて出稼ぎ賃ははずんであげてほしい。我が尾張が誇る千代姫の嫁入り道具(徳川美術館蔵)もあってちょっとうれしかった。