蜜柑山の急斜面

日記です。

カメラ

そういえばこのあいだトーハクに行ったとき、表慶館のノースウイング(って言わないか)の階段の踊り場に3人の妙齢のご婦人が停留されておった。表慶館の両ウイングはドーム状になっており、内側には階段部分がおさめられていて、その造形は非常に美しいのだが、ご婦人方はそこで写真を撮りたいようであった。それを察したわしはお節介にも「撮りましょうか」と自ら声をかけ、手渡されたコンパクトな、そしておそらくわりと古いであろうデジカメのシャッターを、ズーム機能も駆使しつつ何度か押したのであった。「確認してください」と言いながらカメラを返すと、持ち主は「使い方がわかるのね、すごいわあ」と感嘆しておられた。これしきのことで喜ばれるとは。とてもよい行いをしたような気分になった。